ブランドの革新をにぎる鍵とは

すばらしいアイディアより“基本理念”

ビジョナリー・カンパニーⅠ
ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス(著)山岡洋一(訳)
本体1,942円+税/日経BP社

新規ビジネスは、カリスマ的リーダーがすばらしいアイディアを着想したことから生まれるのかもしれない。しかし、現在の激動する経営環境のもとでは、アイディアの着想が単発に終われば事業の拡大は困難であり、ましてやブランドの確立には到底至らない。

それではどうすればよいのか。コリンズとポラスが『ビジョナリー・カンパニー』で出した答えは、理想と価値観に基づいた「時計をつくる」ことである。長期的視点に立てば、すばらしいアイディアを待つよりも、基本理念を維持し、進歩への意欲を促すことが事業拡大にとって重要であることを、卓越した企業と普通の優良企業の比較調査に基づいて示されている。

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