2014年3月号
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新規事業請負人の「ルール」

市場への参入タイミングが生命線

柴田陽(スポットライト代表取締役)

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スポットライトの柴田陽氏は同社を2013年10月に楽天に売却した他2社の売却経験を持つシリアルアントレプレナーだ。彼ならではの新規事業立ち上げのアプローチを聞いた。
Text by 梅木雄平(The Startup代表取締役)

見込顧客に事業ニーズはあるか。
調査した上で起業。

同社が運営するスマートフォン向け共通来店ポイントサービス「スマポ」を立ち上げた経緯から彼なりの新規事業の考え方を窺い知ることができる。柴田氏は、新規事業立ち上げにおいて最も重要なのは市場への参入タイミングだ、と言い切る。柴田氏の場合、同社を設立した2011年5月の前に、スマポのクライアントとなる見込みの企業複数社にヒアリングし、タイミングに関する手ごたえを得て、このタイミングで事業を立ち上げるのが良いのではないかと判断している。

柴田陽 スポットライト代表取締役

「同社を設立する前の2011年春にスマポのようなスマートフォンで小売店の集客を手伝うサービスに需要があるのではないかと感じました。いきなり会社を設立するのではなく、小売業者のエクゼクティブ何人かに『こんなサービスがあったら利用しますか?』とリサーチを始めました。海外事例も調べて、Facebookページやtwitterを利用した集客が思いのほか効果がないことに事業者も気づき始めていたタイミングで、次にこういった集客ツールがあり得るのではないでしょうかと提案をしました。

私自身、最初は半信半疑だったのですが、想定以上にウケは良かったです。スマポのようなサービスがあれば利用すると言ってくださる方が多くいて、手応えを感じて立ち上げようと決めました」。

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