米国グロースハッカーの実像

ここまで、グロースハッキングのロジックや手法、主に国内のグロースハッカーについてみてきた。
すでにグロースハッカーが職種として成り立っている米国をはじめとして海外の代表的なグロースハッカー像を見てみよう。

グロースハッカーに強い人材ニーズ

グロースハックの名が生まれたのは、Dropboxのグロースハッカーであったショーン・エリス氏から。人材採用に当たって、従来のマーケティングとは異なる、数字に強い役員が欲しく、人材像を伝えるために生み出した言葉とされる。2010年9月ごろのことである。以降、「グロースハック」の広がりは早かった。企業にはグロースチームが設けられ、「Growth Hacker」名の求人が数多く生まれ、LinkedInでマーケターが肩書きを「Growth Hacker」に変えると企業からのオファーが来るようになる――米国では、本当に市場感をもったリアルな動きになっているのだ。

そこで、今回の特集であげたグロースハックの手法にあてはまる、スケールの大きい人物を6名、グロースハッカー像として取り上げてみたい。

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