開始1年で6万店舗達成

基本無料のオンラインストア開設サービス「STORES.jp」の勢いが止まらない。スタート初日に4000店、1年で6万店がオープンした。光本CEOは日々改善を繰り返し、同サービスを進化させている。

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ブラケット 代表取締役兼CEO 光本勇介

昨年の9月にリリースされた、基本無料で簡単にオンラインストアが開けるサービス「STORES.jp」。スタートから1年3ヵ月が経ち、現在、同サービスを利用して開設されたオンラインストアは約6万店。完全有料と基本無料の違いはあるが、楽天市場の店舗数は約4万店で、1年にして上回った。その数は現在も毎日のように増え続け、まさに右肩上がりの成長を続けている。

きっかけは知人の相談

「STORES.jp」を運営するブラケットでは、ユーザー拡大のためにどんな施策を講じてきたのだろうか。

まず、同サービスを始めるに当たって開発チームが意識したのは「いかにシンプルにするか」だったという。同社CEOの光本勇介氏は、当時をこう振り返る。

「開発のきっかけは、友人や知人からウェブサイトでモノを売りたいんだけど、どうしたら良いかという相談を受けていたことです。でも、『これを使えば簡単だよ』と教えてあげられるサービスがなかったから、それなら自分たちで作ろうとなった。

色々な機能が必要だという話になったのですが、機能を増やせば増やすほど複雑になる。ターゲットはウェブの知識のない人なので、極端に機能を削ぎ落としてシンプルにすることを考えました」

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デザインの柔軟性が高く、自身の思いを反映したサイトをつくりやすくなっている

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