2013年11月号
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投資家の目

第8回:投資後の事業提携という魅力

浅田慎二(伊藤忠テクノロジーベンチャーズ)

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伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(以下ITV)は主にシリーズAで1~5億円を出資するプレイヤーとして日本国内では屈指のプレゼンスを誇る。そのITVのディレクターである浅田慎二氏に話を聞いた。

伊藤忠グループとの提携が最大の魅力

日本国内ではシリーズAで数億円単位の投資をするプレイヤーは10社前後存在する。中でもITVのポートフォリオは魅力的だと評判だが、その強さはどこにあるのだろうか。

「当社の最大の強みは独立系商社、野武士集団伊藤忠商事のバックグラウンドを活かした実業との提携/連携にあると考えています。元々伊藤忠商事は繊維に強いということもあり、アパレル系のスタートアップとの連携には強みがあります。例えば、投資先の靴とファッションのEコマースであるロコンドでは、仕入れ先開拓の際は当社のネットワークが活きました。他にも当社の傘下であるファミリーマートと来店ポイントが貯まるアプリのスマポとの提携などは、当社ならではの事業シナジーといえるでしょう」。

伊藤忠商事をバックグランドとした事業提携が最大の強みのようだが、投資先からはこんな取り組みも好評を得ているという。

「ITV起業塾というものを開催しています。これは投資先の経営者を一堂に会して、先陣の経営者や識者に話を伺うという企画です。マネックスの松本氏やFab.com CEOのジェイソン・ゴールドバーグなどを囲む会を実施し、先人の知見を取り入れるのみならず、経営者の横の繋がりも形成します。経営者は孤独を感じることも多く、他社の経営者に助言を求めて会社経営に活せることが多いようで、そのきっかけ作りをしています」。

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