コンセプトはシンプルでいい 大切なのは「実現する力」

豊富な投資経験を持つ石丸氏は、事業の可能性をどう見極めているのか。

石丸文彦氏は、数値上のパフォーマンスが重視される投資事業に飽き足らず、自らスタートアップを育て、軌道に乗せる立場に身を置いてきた。

現在は、デジタルガレージ・グループの投資会社、DGインキュベーションの国内投資担当CIOであり、デジタルガレージが中心となって運営するシードアクセラレーター、オープン・ネットワーク・ラボ(Onlab)の取締役でもある。

シードアクセラレーターとは、短期育成型のインキュベーションのこと。資金の提供だけでなく、メンターによる助言や投資家へのプレゼン機会を与える。Onlabは日本でいち早く立ち上げられたシードアクセラレーターであり、年2回・3ヵ月のプログラムを提供している。

数多くのスタートアップに接してきた石丸氏は、各事業の可能性をどのように見極めているのか。まず、一番重要なのは「チームとしての総合力」だという。

「1人だけが優秀でも、成功は難しい。一方で数人のスペシャリストが集まっていると、うまくいく確率は高まります。おカネがない中でも、結び付きを生み出せる力が求められます」

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り62%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。