頭取が一人で運営する銀行地元密着で金融危機も無縁

今、この時代に、ATMも持たず、オンライン化もしていない銀行があると聞かされたら、信じられるだろうか。顧客のニーズに応えられず、消えていくしかないのではないかと想像してしまうだろう。しかし、だからこそ光る魅力を放つ銀行がある。

ドイツ南部、人口五百数十名のガメスフェルト村にあるライフアイゼンバンク。ドイツに約1400ある協同組合銀行の一つだ。同社の従業員は、頭取のヘルター・ブライターただ一人。

「自分しかないので、経営から窓口業務、フロアの清掃まですべて一人でやっています」。

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